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ケアマネジャーになりたい!介護支援専門員実務研修受講試験はこうして合格しました

「ともに」について23/11/30

こんにちは、ともに管理者の藤原です。

2023年10月8日に、第26回介護支援専門員実務研修受講試験が終了しました。

12月の合格発表を待っておられる方もいらっしゃると思います。

ケアマネジャーは介護福祉士などの国家資格を持っていても、5年以上かつ900日以上の業務経験が求められるうえに、合格率は20%前後という難関。

介護や看護のベテランでもなかなか合格できない試験です。

そこで今回は、当社のケアマネジャーがどのようにこの試験を乗り越えたかを聞いてみました。

介護福祉士歴20年、ケアマネジャーの試験は簡単だった?

藤原:今日お話を聞くのは、先月ブログでご紹介したばかり、ケアマネジャーの山崎さんです。ケアマネジャーとしては9年のキャリアの持ち主です。

山崎:試験は遠い日のことのようですが、お役に立てたらいいなと思います。

藤原:山崎さんは介護福祉士としても長く働いていましたね。

山崎:そうです。介護の仕事自体は介護保険のできる前から20年近く続けてきて途中で介護福祉士の資格を取り、実務経験の長さとしては問題ない状態で、ケアマネジャーの試験を受けました。

藤原:そもそもなぜケアマネジャーになりたいと思ったんでしょうか?

山崎:実は学生時代からカウンセラーになりたいという夢があって。ただ当時は進学が難しかったし、結婚して子どももできたら今さらという気持ちもあったんですね。けれどケアマネジャーなら、経験のある介護の分野で利用者さまやご家族のお役に立てるのではと思ったのがケアマネジャーを志したきっかけです。

藤原:現場での知識は誰にも引けを取らないでしょうから、自信があったのでは?

山崎:自信は全くありませんでした。働きながら、子育てしながらだったので学校へ通う時間もなく、書店で参考書を買って独学で勉強し始めたんです。勉強を始めてすぐ、実務経験だけでは全く太刀打ちできないことを思い知らされました。

藤原:合格率も低い試験ですよね。何がそんなに難しいのでしょうか?

山崎:受験する方によって感じ方は様々だと思いますが、私は法律の知識などを求められることがきつかったですね。学ぶ量も覚えることも多いですし、現場で必要な知識ばかりではないので、実感が伴わないんです。

藤原:ケアマネジャーになると介護保険により詳しくなる必要があるので、保険制度についての深い知識を求められるんですね。

独学で自分に合った勉強法を模索。それでも試験は難しかった

藤原:独学でと伺いました。試験に合格するまで独学で勉強されたんですか?

山崎:そうです。最初は張り切って1日30分は必ず勉強しようと決めたりはしましたが、仕事と子育てでなかなか思い通りにはいきませんでした。

藤原:モチベーションはどうやって維持されたんですか?

山崎:当時、特別養護老人ホームに勤めていたのですが、そこで同じようにケアマネジャーを目指す仲間がいて、何人か一緒に勉強したこともありました。一緒に試験を受けに行って、帰りに食事に行くことも励みになっていましたね。

藤原:皆さんケアマネジャーに合格されたんですか?

山崎:あの合格率ですから、私も1回では合格できませんでした。やはり1回、2回と不合格が続くと、「もうやめる」という人が増えました。

藤原:心が折れてしまいますよね。山崎さんはお一人のときはどのように勉強されていたんですか?

山崎:書店で買った問題集を解いたり、自分で参考書を音読したテープを車で聞いたり、単語帳を作ったりもしましたね。あと当時はスマホではなかったですが、携帯電話で見れるサイトで、練習問題を解いたりもしていました。

藤原:かなりたくさんのアプローチをされた結果、20%の難関を合格されたんですね。

山崎:ギリギリでしたけどね(笑)

藤原:ただそれだけ知識を身につけたら、ケアマネジャーの仕事はかなりスムーズになるんでしょうか?

山崎:それが残念ながらあまり…(笑)やはり利用者さまはお一人おひとり抱えている課題も違いますし、それぞれの施設やヘルパー、あるいは看護師の人柄や得意なことも異なりますから。いくら法律の知識があっても、ケースバイケースで一つひとつ対応していくしかないですね。

藤原:合格がスタートで、そこから経験を積んで成長していくんですね。介護福祉士ともまた違った大変さがあると思いますが、ケアマネジャーになってよかったですか?

山崎:そうですね。もともと「この人はどんな人だろう」と人を深く観察するのが好きで、それがサービスとのマッチングやヘルパーさんや看護師さんとのマッチングにも役立っているように思います。

藤原:なるほど。ともににはそんな難関を潜り抜け、私たちの仲間になってくれたケアマネジャーが5人。改めて心強いなと思いました。これからも一緒にがんばっていきましょう。

山崎:はい、よろしくお願いします!

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