mail
メール
こちらから

実務経験5年以上のベテラン新人!?ともにではケアマネジャーをこうして育成しています

「ともに」について24/03/30

こんにちは、ともに管理者の藤原です。

3月になっても寒い日が続き、心待ちにしていた春がようやく訪れようとしています。

大きな変化はないものの、ともにではこれまで通り、より多くの利用者さまにサービスをお届けするため、少しずつスタッフを増やしています。

前回は新しく看護師を迎える際のお話をしたのですが、今回は新人ケアマネジャーのともにでの育成について、管理者の谷口に話を聞きました。

ケアマネジャーが訪問で観察していること

藤原:今回は新人ケアマネジャーについて聞きたいのですが、ケアマネジャーは介護福祉士だけでなく、看護師や社会福祉士、歯科衛生士などでも取得できる資格ですね。

谷口:そうです。5年以上の実務経験が求められるため、それぞれの業界ですでにベテランとして活躍されている方が多いのですが、介護、さらには在宅の利用者さまを訪問するケアマネジャーとしての知識や経験が求められるのが、ともにのケアマネジャーの特徴です。

藤原:医療の知識だけでもカバーできないし、新人でなく、施設などで勤務してきたケアマネジャーでもカバーできていない部分があるということですね。

谷口:ご自宅を訪問する、という部分が特徴ですね。私も前職は施設で勤めていたので、ともにへ来て初めて利用者さまのご自宅を訪問して、大きな違いがあることを感じました。

藤原:在宅ならではという点で、新人ケアマネジャーにはどういったことを伝えていくのでしょうか?

谷口:普段どのようなことをしているかを同行して一通り見てもらうことが基本です。それに加えて「玄関を入ったときに、いつもと違うところはないかということに注意する」といった細かいポイントを伝えます。

藤原:ケアマネジャーは月に1回の訪問ですから、頻繁に訪問するヘルパーや看護師に比べると、長い期間の間に起きた変化を感じることができますね。

谷口:そうなんです。焦げた匂いがしたら、調理がうまくできなくなっているのではないかとか、いつもはきれいに片付いているのに散らかっていたら、体力が落ちて掃除が難しくなっているのではないか、などですね。

藤原:在宅ケアで抑えるべきポイントを伝えていくんですね。

谷口:そうです。移動の車の中で、例えば利用者さまの言ったことに対して、「自分はこう感じたけれど、あの時はどう思いましたか?」と問いかけをしたり、「こうすべきだった」という指導ではなく、「どう対応するべきだったか」を2人で考えたりしています。

藤原:情報を集めた上で、判断にはどのような選択肢があるのかを一緒に考えるんですね。

先輩や仲間と「チームで解決する」意識を

藤原:谷口さんは介護の世界で経験を積んでケアマネジャーになり、すでに10年くらいのキャリアがある方ですが、今でも「初めてのケース」はありますか?

谷口:ケアマネジャーをしていると、初めてのケースは今でも非常に多いですね。介護についてだけでなく、介護に関連して確定申告のことであったり、医療控除についてであったりと、税金など専門外のことについて利用者さまから聞かれることはよくあります。

藤原:そういう時はどうしていますか?

谷口:専門知識が必要な場合は、市役所や税務署などに直接問い合わせていただくことになるのですが、自分たちでもサポートできることであれば、ステーションに戻ったときにともにのケアマネジャーや他のスタッフに相談することも多いですね。

藤原:利用者さまと接する中で、どのスタッフも様々な経験をしていますからね。

谷口:そうなんです。それぞれがたくさんの利用者さまを担当する中で多種多様な経験をしてきているので、新しい方にもわからないことは一人で悩まずに気軽に相談してもらいたいですね。ケアマネジャーは「わからない」とか「不安だ」と言いづらい立場だと思うのですが、情報共有だと考えて、ぜひみんなから学んでもらいたいです。

藤原:ケアマネジャーは利用者さまのことを伝えたり、ケアプランを立てたりする介護の中心的立場を担うことが多いので、どうしても指示をするような雰囲気になってしまいがちなのですが、ともにのケアマネジャーは訪問看護に対しても訪問介護に対しても、相談やお願いといったスタンスで話をしてくれているので、とてもスムーズに連携できていると感じます。

谷口:利用者さまのことを最優先に考えると、ケアマネジャーが関係医者や周りの人を頼ることはとても大切だと思っています。ただ人間同士のやり取りなので、お互いに気持ちよく利用者さまに関われるよう、スムーズな関係性を作るのもケアマネジャーの大切な仕事だと考えて動くようにしています。

藤原:ともにでは訪問介護と訪問看護、そして居宅介護支援がひとつの場所で機能しているので、ぜひこの環境を利用して、たくさんの人と関わりながら成長してもらいたいと思います。

谷口:また新しい方をお迎えするのが楽しみですね!

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

ともにでは利用者さまに寄り添い、
日々の暮らしをあたたかく支える
訪問介護・訪問看護・居宅介護サービスを
提供しています。

 

 

カテゴリー

タグ

  • 最近の投稿

  • カテゴリー

  • タグ

  • アーカイブ

  • Contact

    お問い合わせ

    お気軽にお問い合わせください。

    「ともに」に問い合わせる

    086-250-7810

    (居宅介護支援)

    086-250-5255

    (訪問介護)

    086-250-0015

    (訪問看護)

    086-956-3315

    (あかいわ訪問看護ステーション)