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介護が必要になった家族の世話は誰がする?理想の介護について話しました

「ともに」について24/09/30

こんにちは!ともに介護事業責任者の藤原です。

ようやく暑さが少し納まり、秋の気配がしてきました。

ご訪問に向かう途中の植物も、秋色に染まってきています🍂

私たちは普段利用者さまのお住まいをご訪問し、サービスを提供しているのですが、利用者さまとのコミュニケーションと同じくらい、ご家族とのコミュニケーションも大切にしています。

たとえヘルパーや看護師がご訪問していても、在宅で過ごされている利用者さまの場合は特に、ご家族の関わりが不可欠だからです。

お話をしているとご家族からは様々なご相談を受けるのですが、多くの方が「こんな問題はうちだけだと思っていた」と言われます。

そこで今回はご家族が抱えてしまいがちな悩みについて、ケアマネジャーの谷口と住田から話を聞きました。

初めて介護サービスとつながるご家族に多い悩みは?

藤原:お2人はケアマネジャーとして、介護サービスを利用される利用者さまやご家族と、早い段階でお話しする立場ですね。

谷口:そうです。介護認定を受けてヘルパーに来てもらうとか、デイサービスを利用するといった場合はまず私たちがお話しして、必要なサービスを見極めていきます。

藤原:ご家族はどういったことに悩まれていますか?

住田:ご家族の悩みは、利用者さまの数だけあるといっても言いすぎではないくらい様々です。介護サービスを初めて受ける利用者さまのご家族からは、どの程度サービスを利用するのが適切なのか、またどれくらい家族は負担するべきなのかといったご相談を受けることがあります。

谷口:たとえば家族が手伝えばトイレに行ったりお風呂に入ったりすることができるなら、介護サービスは使うべきではないのか、あるいは使えないと判断されるのか、といったようなご相談ですね。

藤原:そういったお悩みには、どのように回答されているんでしょうか?

住田:まずは介護認定を受けていただいて、介護保険でどの程度のサービスが受けられるか、利用者さまやご家族の費用面での負担はどれくらいになるかをご説明します。その上で利用者さまご本人がどのようなサービスを利用したいか、ご家族は何を望んでおられるかをお伺いしますね。

谷口:要支援1くらいの利用者さまだと、「この程度なら自分一人でも生活できる」とおっしゃって、一旦はサービスを利用されない場合もあるんです。

藤原:現在の状況を知っておくために介護認定は受けられても、サービスは利用されない利用者さまもおられるということですね。

住田:介護サービスは強制ではないので、「できる限り自分の力で生活したい」という利用者さまの希望には沿うようにします。ただそういった場合はご家族に過度の負担がかからないように、こまめにコミュニケーションを取りながら見守ります

谷口:一度介護認定などで地域包括支援センターとのつながりができれば、「この住所に将来的に介護が必要になる可能性のある方がいる」という情報が共有されますので、ご家族は少し安心できるかもしれません。

藤原:ご家族での介護を負担に感じられたときに、改めて相談することもできますね。

利用者さまの命と安全を最優先に、ご家族の負担軽減と理想の介護を重視

藤原:ご本人が介護を必要としていなかったり、介護度は深刻ではない場合、ご家族の負担はどう認識しておくべきでしょうか。

谷口:これもケースバイケースですが、ご負担を軽減することを考えると同時に、ご家族が理想とする介護がどのようなものかを知ることが大切だと思っています。

藤原:ご家族によって、どのように関わりたいかが異なるということですね。

住田:そうです。ひとつには本来であれば施設に入所してもおかしくないくらい介護が必要な方であっても、「今までずっと一緒に暮らしてきたから、いなくなるのは寂しい」といって、ご家族が介護を希望されるケースがあります。

谷口:長く連れ添ってこられたご夫婦のなかには、こういった方がいらっしゃいますね。

住田:介護は大変なのですが、「実は家族以外の人に任せたくないと思っている人がいる」ということも、知っておかないといけないと思うんです。ただ家で介護したいといっても利用者さまの状況が良くなければできない場合もあるので、まずは利用者さまの命と安全が最優先です。

谷口:介護がつらいやめたいと言っていても、だれかに聞いてもらえるだけで、それ以上のことを望んでいないという方もいらっしゃいますね。

藤原:反対に、介護サービスを利用して家族の負担は最大限まで減らしたいという方もいらっしゃるということですよね。

住田:そういう方も多いですね。介護は利用者さまとご家族の数だけ形が異なっているので、まずは利用者さまご本人の状況を把握し、ご希望を伺い、さらにはご家族の状況やご希望を伺って初めて、一人ひとりの利用者さまにとって最適な形が見えてくると感じています。

藤原:私たちはケアマネジャーがこうして寄り添って見つけてくれた理想の形に、最大限寄り添っていきたいですね。

谷口:ともにには頼もしいパートナーが揃っていますから、チームで支援できるところも知ってもらいたいですね!

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ともにでは利用者さまに寄り添い、
日々の暮らしをあたたかく支える
訪問介護・訪問看護・居宅介護サービスを
提供しています。

 

 

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