こんにちは!ともに介護事業責任者の藤原です。
三寒四温を繰り返し、春が近づいてきました。
桜の開花も間もなく…?の期待が高まります。
楽しいことが待ち遠しい季節ではありますが、一方で介護や看護については、様々な手続きに追われる時期でもあります。
利用者さまやご家族の皆様にも、様々なお手続きをお願いすることがあると思いますが、「この手続きはもう少し簡単にならないのかな?」と感じることもありますよね。
そこで今回は訪問介護や訪問看護の分野では、どれくらいデジタル化やAI、ロボットの導入が進んでいるのかについて、訪問看護管理者の山邊と、訪問介護管理者の赤﨑、ヘルパーの古角、ケアマネージャーの住田が話しました。
事業所ではDX化が進み、定着してきています
藤原:それぞれ看護や介護のプロとして活躍中の皆さんですが、今日は訪問看護や訪問介護の分野において、どれくらいDX化が進んでいるかを教えてください。
赤崎:まずともにのなかで一番デジタル化されたインパクトが強かったのは、利用者さまの記録やシフト管理、経費の管理ですね。
古角:利用者さまを訪問する際、その日の状況などを入力していくと、記録として残っていくのと同時に、関係するスタッフとすぐ情報共有できるところがいいと思っています。
藤原:入力のやり方が難しかったり、面倒だと感じることはありますか?
古角:最初の頃は「どうやるんだったかな?」とわからなくなることもありましたが、慣れると業務と同時進行で記録が残せて、後で時間を取って、思い出しながら書くことがなくなりました。看護に関する連絡事項があれば、入力した記録に紐づけて相談することもできるので、何度も同じことを入力する手間も省けています。
山邊:看護師やリハビリのスタッフからも、利用者さまの記録の管理については便利になったという声の方が多いですね。
藤原:スタッフは多くの利用者さまを担当しているので、業務が効率化されている状況を見ると、非常によかったと言ってよさそうですね。
住田:シフト管理や経費の管理も、まとめられて楽になりましたね。
藤原:事業所での取り組みとしては、今のところ成功ですね!
行政を含む事務手続きにはまだ課題が
藤原:介護や看護は必要な書類がたくさんありますが、そういった部分でのDX化は進んでいますか?
住田:手続き関係はケアマネージャーが関わることが多いのですが、まだ十分に進んでいないと感じています。
藤原:コロナで簡素化されたり、オンラインでのやり取りができるようになったこともあり、進んでいる印象がありますが、実際は改善できる点が多いということですね。
住田:ひと言で「行政の手続き」と言っても管轄する地域が違ったり、小さな変更がある度に窓口まで行かなければいけないことが多く、そういった手続きがオンライン化されたり、窓口が一本化されるといいのになと思いますね。
山邊:ペーパーレスもあまり進んでいませんね。
住田:ケアプランについて利用者さまやご家族に何度も同意をいただいたり、書類を書いていただいたりすることが多く、負担も少なくないと感じますね。
藤原:もし手続きがペーパーレスになって、オンラインで行うことになったら、困る利用者さまやご家族は多そうですか?
住田:確かに難しいかもしれないと感じる方もいらっしゃいます。ただ最近は利用者さまの中にもスマホの操作を習得されている方増えてきましたし、遠方に住むご家族にとっては、非常に大きな助けになると思いますね。
山邊:今後高齢者の数が増えれば手続きも一緒に増えますから、早く皆が楽に、間違いを減らせるシステムができればいいなと思います。
ご自宅でのロボット導入にはスペースや費用の問題が
藤原:ニュースではよく、介護ロボットなどが話題になっています。実際に利用者さまのご自宅でロボットを導入することについてはどう考えていますか?
赤﨑:利用者さまのお住まいは本当に様々で、ほとんどの場合は介護ロボットを導入する前提で作られていません。テレビでは入浴介助のロボットなどを観ることがありますが、浴室の広い施設だから導入できるのであって、広さに制限のある利用者さまのお住まいでは使えないと感じることも多いですね。
古角:ヘルパー同士で話をしていても、皆利用者さまのお住まいに合わせていろんな工夫をしています。もちろん工夫は今後も必要ですが、利用者さまのご自宅で使用することを考慮したロボットも増えるといいなと思います。
藤原:こちらもまだまだ十分でない、ということですね。
山邊:リハビリや見守りといった分野では活用できる場面も多いのかと思いますが、ロボットは費用の問題もありますから。
住田:限られた介護保険の中で、高価なロボットを導入することができるのか、という問題もあります。
藤原:介護ではロボットが活躍しそう!というイメージがあったものの、現場での導入は期待したほど進んでいないようですね。
赤﨑:訪問独自の課題ですが、「だから無理」とあきらめてしまうのではなく、「利用者さまのメリットになるか」を軸に、できるところから柔軟に変えていけるといいですよね。
藤原:こうしてそれぞれの立場から意見を出し合えるのも素晴らしいですよね。引き続き、良いことも課題も、みんなで話し合いながら積極的に発信していきましょう!
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