mail
メール
こちらから

夏を乗り切る「チームともに」の工夫──介護・看護・居宅が一体となって

「ともに」について25/08/31

こんにちは、「ともに」介護事業責任者の藤原です。

今年の夏もまた、暑さの記録を更新。

利用者さまはもちろん、介護に携わるスタッフも危険にさらされることが増えています。

そこで今回はケアマネジャーの谷口と、利用者さまの暮らしと私たち職員の両面から、この夏の暑さにどう向き合っているかについて話しました。

利用者さまが安心して夏を過ごせるよう、そして支える職員が安心して動けるように。

「チームともに」の日々の工夫を、ぜひご覧ください。

「暑いね」のひと言から始まる、連携のチーム力

藤原:今年の夏も暑かったですね。利用者さまが安心して過ごせるように、現場ではどんな対策が取られていますか?

谷口:ここ数年で、エアコンをつけていないお宅は減ってきましたね。でも一人暮らしの高齢者は水分をとるのを忘れてしまったり、暑さに気づきにくかったりするので、日常の声かけが本当に大切です。

藤原:室内でも体感温度の違いがありますよね。掃除や入浴介助のとき、職員は汗だくになりながら動いていますし。

谷口:だからこそ、職員がまずしっかり対策をして、利用者さまにも「冷房をつけましょう」「お水を飲みましょう」とお伝えできるようにしています。現場ではそれぞれ工夫していますよね。

藤原:はい。以前は首元を冷やすグッズを支給したり、今も冷蔵庫に飲料を用意して「出発前に飲んでね」と声かけしたり。ともにの熱中症対策は、親会社の建設業の仕組みを参考にしていて、体調管理の視点がしっかりあります。

谷口:利用者さまとの契約時に「暑さ対策として水分補給をします」「マスクは場面に応じて外すこともあります」と事前に説明しておくのも、スムーズな支援につながっています。

支援者の体調管理も、支援のひとつ

谷口:実は職員の側にも、夏ならではの負担が多いんですよね。

藤原:マスクもそうですね。感染対策としては緩和されていますが、「マスクを外すことに抵抗がある利用者さまもいらっしゃるのでは」と、あえてつけ続けている職員もいます

谷口:相手に不安を与えないように、安心材料としてマスクを使っているという人も多いですね。

藤原:訪問中は水分補給のタイミングにも気を遣っていますよね。ずっと対面していると飲みにくいので、掃除中など利用者さまから離れたときに、さりげなく一口飲むようにしていたり。

谷口:そうですね。訪問先への移動中も、車でエアコンをつけても冷える前に次の場所に着いてしまうので、結局窓全開で回ることもあったり。

藤原:本当はもっと機能的なグッズも使ってほしいんですけど、職業柄、対人の印象や安全性にも配慮しないといけないんですよね。

「自宅で暮らし続ける」ことを支えるために

藤原:ご家族と離れて暮らす方の中には、脱水症状で緊急搬送されたケースもありましたね。

谷口:ありますね。買い物帰りに急に足に力が入らなくなってしまったり。でも、私たちができるのは「水分をとってくださいね」「冷房をつけましょう」といった、日々の声かけしかありません。

藤原:ご夫婦で暮らしている方でも、元気な方が「そんなに飲まなくていい」と止めてしまうこともあると聞きますよね。

谷口:だからこそ、ヘルパー、看護師、リハビリ、ケアマネが、それぞれの訪問のたびに声をかけ続けています。それでも隙間は生まれるので、「少し様子が変かな?」と思ったときには、すぐに共有し合い、利用者さまの状況や必要に応じて対策を行っています。

藤原:ともには、こうした連携がしやすいのが大きな強みです。ヘルパー、看護師、ケアマネがワンフロアで日々顔を合わせているからこそ、ちょっとした気づきも共有しやすく、「暑いね」「水飲んでる?」といった何気ない言葉が、命を守る支援につながっていると実感しています。

谷口:この夏も、そうした日々の積み重ねと連携で、なんとか無事に乗り越えることができましたね。

藤原:暑さは年々厳しくなっています。これからも日常の声かけや気づき、そして関係機関との連携を大切にしながら、利用者さまが安心して暮らし続けられるよう、支援を続けていきましょうね!

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

ともにでは利用者さまに寄り添い、
日々の暮らしをあたたかく支える
訪問介護・訪問看護・居宅介護サービスを
提供しています。

 

 

カテゴリー

タグ

  • 最近の投稿

  • カテゴリー

  • タグ

  • アーカイブ

  • Contact

    お問い合わせ

    お気軽にお問い合わせください。

    「ともに」に問い合わせる

    086-250-7810

    (居宅介護支援)

    086-250-5255

    (訪問介護)

    086-250-0015

    (訪問看護)

    086-956-3315

    (あかいわ訪問看護ステーション)