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利用者さまと制度を結ぶ、サービス提供責任者の仕事を紹介

「ともに」について24/08/31

こんにちは!ともに介護事業責任者の藤原です。

2016年に5人の仲間とスタートしたともにヘルパーステーションも、9年目を迎えて大きな組織になってきました。

現在は居宅介護支援事業と訪問看護ステーションが加わり、より広く、より深く利用者さまと関わっています。

一方で介護保険制度は変化が大きく、いかに利用者さまに適したサービスを提供していくか、どれだけスムーズに現場のヘルパーが動くことのできる体制を整えられるかが大きな課題になっています。

そこで今回は、利用者さまとヘルパー、そして介護保険制度を結ぶサービス提供責任者(以下、サ責)の仕事について、赤﨑と一緒にご紹介したいと思います。

👉 赤﨑(ともにヘルパーステーョン管理者・サービス提供責任者) のご紹介はこちら

サービス提供責任者の仕事内容を解説

藤原:赤﨑さんは前職からサ責として専門的に勤務されてきたんでしたね。サ責は、どんなことをする仕事なんでしょうか?

赤﨑:基本的には、新規の依頼を受けて利用者さまの希望に叶うヘルパーや時間を調整することや、サービス開始前や開始した後にも、ケアマネジャーが提案したプランが実情に合っているかを確認することが主な仕事です。急遽ヘルパーが必要になったときは利用者さまをご訪問し、サービスを提供することもあります。

藤原:利用者さまと制度の間に立って、最適なサービスを見極めていく仕事ですね。

赤﨑:そうですね。ケアマネジャーが作ったケアプラン(サービス計画書)をどれだけ現場に適した形に落とし込めるかも、サ責の仕事のひとつです。

藤原:ヘルパーの視点を持ち、利用者さまの生活や暮らし方をより詳しく知る立場として、サービスを実情に沿わせていくようなイメージでしょうか。

赤﨑:限りある介護保険をどれだけ有効に使えるか、どれだけ利用者さまの役に立てるものにできるかがサ責の腕の見せどころですね(笑)

利用者さまとヘルパーの良好な関係づくりのために

藤原:サ責の仕事について聞いてきましたが、「仕事内容」としては説明されていないけれど、赤﨑さんがサ責の仕事として価値があると感じている業務はありますか?

赤﨑:利用者さまとヘルパーの良い関係づくりですね。介護保険制度は度々変更されるので、「今まで利用できていたサービスが利用できなくなるのではないか」といった不安を感じられる利用者さまがいらっしゃいます。

藤原:利用者さまのなかには、サービスが利用できなければ生活が立ち行かなくなる方もおられますから当然ですね。

赤﨑:そうなんです。介護保険も開始した当初はできていたサービスが、高齢者が増えたために制度が変わり、提供できなくなるといったことが確かにあるんです。ただそれを訪問するヘルパーが説明すると、どうしても現場の仕事がおろそかになってしまいますよね。

藤原:そういう場合にサ責が説明をして、ヘルパーに業務に集中してもらえる環境を整えるんですね。

赤﨑:制度はわかりづらいので、不快だと思われる利用者さまも中にはいらっしゃるんです。

藤原:ヘルパーとの関係が悪くなると、サービスの提供がしづらくなることもありそうです。

赤﨑:制度が変わることはヘルパーにはどうしようもないことですから。ヘルパーと利用者さまが良い関係性を保ち続けるためにも、サ責が間に入って説明することには大きな価値があると思っています。

藤原:利用者さまもヘルパーも人間ですから、言いづらいこともありますよね。

赤﨑:そうなんです。嫌な気持ちを残したまま訪問を続けることは、利用者さまにとってもヘルパーにとっても良いことではありません。そんな時こそ、サ責を頼ってほしいと思います。

高品質なサービスを土台とした提案を強みに

藤原:ともにのサ責として様々な経験をしてみて、赤﨑さんが今後の理想としているサ責はどんなものですか?

赤﨑:サ責は基本的には計画書に沿ってヘルパーにスムーズに仕事をしてもらい、利用者さまのメリットを最大限まで広げることが仕事です。ただともにの場合、ベテランヘルパーが多く、ヘルパーの能力だけでサービスは十分に活用されていることがほとんどです。

藤原:ありがたいですね。利用者さまやご家族に喜んでいただけるのは、いつも利用者さまの最善を考えて動いてくれるヘルパーのおかげです。

赤﨑:本当にそうなんです。だからこそそこで楽になったと思うのではなく、もっと制度や計画書を自分のものにして、自分にしかできない、ともにでしかできな提案をしていきたいと思っています。

藤原:信頼できるヘルパーがいるからこそできることを、チームで見つけていきましょう!

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