こんにちは、「ともに」介護事業責任者の藤原です。
先日の社長就任のごあいさつに続き、今回は新たに代表となった岸本と、これからの「ともに」について話しました。
地域に根ざした支援を続けていくために、今、私たちが大切にしていることとは──。
ともにの現在地と、これからへの想いをお届けします。
変わらない軸と、変えていく形
藤原:今日は、社長就任から約3か月が経った今のお気持ちや、「ともに」のこれからについて、お話を伺っていけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。さっそくですが、社長は前回のごあいさつでも、「家族ではなくても、支える人でありたい」という、前社長の想いを受け継ぐとおっしゃっていましたよね。
岸本:はい。その軸はこれからもずっと大事にしていきます。ただ、地域が求める支援のかたちは少しずつ変わっているとも感じています。
藤原:私もそれは実感しています。ともにでは、ヘルパーステーション・訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所を運営していますが、近年は「年齢を重ねても住み慣れたご自宅で過ごしたい」という想いに寄り添う支援や、ご家族を含めたサポートの重要性が、より一層求められるようになってきたと感じています。
岸本:それに応えるには、事業を「拡げる」のではなく、「必要とされる場所で、必要なかたちで」届ける視点が大切だと思っていて。たとえばフェアフォレストあかいわも、地域で足りていなかった精神疾患対応に応えるという意味で、ひとつのかたちだったと思うんです。
藤原:確かに。「赤磐にこんな支援があってよかった」と言っていただけることが増え、求められていることを感じますね。
働く人が安心できるからこそ、生まれる支援がある
藤原:利用者さまを支えるには、まず支える職員が安心して働けることが大事ですよね。
岸本:まさにそれです。「職員ファースト」は口だけではなくて、制度や環境として支えていく必要があると思っています。実際ともには定着率が高いのですが、それは会社として働きやすさに配慮してきたこと、そして現場で働く皆さんが、お互いを思いやる関係性を育んできたことの結果だと思っています。
藤原:ありがたいことに、私たちの事業所でも、長く働いてくれるスタッフが少しずつ増えてきています。経験を重ねる中で、お互いを気にかけ合いながら支え合う関係も少しずつ育ってきていて、そうした雰囲気が、利用者さまへの支援にも表れているように感じます。
岸本:そうした姿勢は、これからも守っていきたいですね。続けられる、頼れる、任せられる──そんな職場であることが、地域の信頼にもつながっていると感じます。
地域とともに、「ともに」のかたちを育てていく
藤原:フェアフォレストでは、一緒に畑で野菜を育てたりすることを通じて、利用者さん同士や従業員が深く関わるきっかけが生まれてきていますね。
岸本:ええ。それが直接ヘルパーステーションや訪問看護に結びつくわけではないですが、「ともにの支援って何だろう」と考えるうえで、あの畑の風景は象徴的だった気がします。
藤原:私もそう思います。関わるきっかけがあると、関係が育ちやすい。何かを一緒に育てたり、積み重ねたりする中で、利用者さまの暮らしに自然と寄り添っていけるんだなと。
岸本:「ともに」の支援は、やっぱり“関係性”がベースなんですね。それができる現場をこれからも守っていきたいです。
藤原:これからも、地域に必要とされる事業所であるために。ともにを「育てていく」という気持ちで、支援に向き合っていきたいですね。
岸本:はい。地域とともに歩みながら、チームともにで一丸となって、地域と利用者さま、そしてご家族を支えていきましょう。
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ともにでは利用者さまに寄り添い、
日々の暮らしをあたたかく支える
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