こんにちは!ともに管理者の藤原です。
私たちはこのブログを通して、訪問看護や訪問介護について発信しているのですが、まだまだ知られていないことや、正しく理解されていないことがたくさんあると感じています。
制度や関わり方など、介護や看護は知っていれば助かることが多いのですが、専門的でわかりにくいため、もっと上手に説明できればと思っていました。
そんなとき訪問看護管理者の三島がポロリと、「最近マンガも増えましたよね」と。
そこでスタッフの「そんなのあるなら早く言ってよぉ!」の声にも押されながら、三島におすすめのマンガを聞いてみました。
三島おすすめ、「こころのナース夜野さん」「おとずれナース」
◎こころのナース夜野さん
内容
心の痛みと向き合う、精神科ナースの物語。言葉にならないSOSと向き合う医療が、精神科。 心の病気からそれぞれの人の真実を知っていく物語です。
◎おとずれナース~精神科訪問看護とこころの記録~
内容
さまざまな「こころの病」を抱える患者たちの自宅を訪問する、看護師がいるのを知っていますか? 在宅で自分らしい生活を……患者やその家族たちの生活を手助けする精神科訪問看護の世界を描いた注目作。
タブーだった精神科のことを、もっと知ってもらいたい
藤原:どちらも精神科の患者さまとの関わりを描いたマンガなんですね。
三島:これまで精神科を扱うことは、割とタブーとされてきたこともあって、珍しいなと思いながら読んだので印象に残っています。
藤原:精神はデリケートな問題を抱えているケースがたくさんありますよね。
三島:「専門知識がないと関われない」と思われやすいんです。けれどこういうマンガを通してなら、「こんな関わり方もあるんだよ」ということを、たくさんの人に知ってもらえるんじゃないかと感じています。
藤原:ともにでも精神科の患者さまを担当することが増えたから、みんなにも読んでもらいたいですね。
三島:これまで注目されることが少なかったものの、精神科の患者さまには支援を必要としている人がとてもたくさんいて。僕たちも試行錯誤しながら関わってきたんですけど、たとえば訪問看護を始めたばかりの人や友人、ご家族は「死にたい」と言われたらびっくりしてしまうと思うんです。そういうとき、介護や看護のプロはどうしているのかといったことを知っていたら、関わり方は違ってくるのではないかと思っていて。
藤原:「死にたい」といった気持ちがあることも隠さずに描かれているんですね。
三島:現実よりやわらかく表現されているとは思います。実際の現場はもうちょっと切羽詰まっていることもありますから。けれど身近な人が心の病気になったらどうしてあげたらいいのか、これから仕事で関わっていく場合はどんな距離感でいればいいのかといったことを考える、いいきっかけになると思います。
藤原:このマンガを読んで、ご家族や周りの人と患者さまのことをもっと話せるようになるといいですね。
三島:訪問看護も、もっと上手に利用してもらえるんじゃないかと思います。
藤原:ヘルパーや介護、看護の新人さんにもよさそうです。せっかくなので、次回はケアマネジャーの谷口さんにもおすすめのマンガを聞いてみましょう!
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