こんにちは!ともに管理者の藤原です。
私たち介護や看護に従事する人間は、日々たくさんの利用者さまやご家族、そして他の事業所の方々や医療関係者とお会いしています。
一方で利用者さまやご家族は決まったヘルパーや看護師とだけ会い、時々ケアマネジャーと接しているという方が少なくありません。
「ヘルパーと合わない」、「看護師と合わない」というのは珍しい問題ではないのですが、他に相談する人がいなければ解決しづらい問題ですよね。
1人で悩み、つらい思いをしている方もおられます。
そこで今回はともにのケアマネジャー3人に、「ヘルパーや看護師、ケアマネジャーと合わないときはどうするのがよいのか」を聞いてみました。
合わないのはよくあること。気軽に相談を
藤原:以前このブログでは、「看護師と合わないときはどうすればいいのか」を看護師の三島に話してもらいました。今日はヘルパーや看護師、ケアマネジャーも含めて、「合わないな、変えてほいしな」と思っている利用者さまやご家族の助けになるお話ができればと思います。
谷口:合わないのは本当によくあることなんですけど、深刻に悩む方は少なくないですよね。
住田:僕たちは「そんなに悩む前に話してくれたらよかったのに!」と思いますけど、本人には言いにくいし、他につながっている人がいないと誰に相談していいかもわからないですよね。
竹原:そうですね。でもヘルパーも看護師もケアマネジャーも、合わないことがあるということはよくわかっていますし、皆プロだから関係性を悪くすることなく担当者を変えたり、問題を解決したりできるはずなんです。
住田:「変えてもらうほどではないけど、ちょっと合わない」とか、「訪問に来たときどうしていいかわからない」も、もっと気軽に話してもらえたらと思いますね。
谷口:ヘルパーや看護師であれば、本人以外にも責任者や管理者、あるいはケアマネジャーも一人の利用者さまに関わっていますから。普段姿が見えないだけで、利用者さまの状況を理解している関係者は他にもいるので、お電話や訪問日にご相談いただけたらと思いますね。
竹原:それもしづらいのであれば、福祉事務所の包括支援センターにご相談くださってもいいんですよ。
谷口:まずは誰でもいいから相談してもらいたいですね。合わないって、本当によくあることなんです。
「介護保険でできること」には理解が必要
住田:利用者さまからのご相談も、「変えてもらうほどではない」というものから、「訪問日になるとつらくて仕方ない」というものまで、悩みの深さには違いがありますよね。
谷口:「誰かに聞いてもらいたかっただけ」という方や、緊急を要する方まで本当にいろいろです。
竹原:誰にどんなサポートが必要か、的確に判断していくのがケアマネジャーの仕事ですから。身近な介護スタッフに話してくださったら私たちの耳には届きますし、可能な限りで利用者さまとスタッフ両方が快適に関われることを目指しますね。
住田:僕なら「ケアマネジャーを変えてほしい」という相談は、利用者さまから直接聞きたいなとは思うんですけどね(笑)
谷口:わかります(笑)次に利用者さまを支援してくださるケアマネジャーにつなぐことも僕たちの仕事ですから。もちろん現場のヘルパーも看護師も同じです。
竹原:ただ訪問介護や訪問看護は介護保険によって成り立っているものなので、利用者さまから要望があってもできることとできないことがあるんですよね。それを聞いてくれないから変えてほしい、というご相談には応えられない場合もあります。
住田:介護を必要とする人みんなが平等にサービスを受けられるように、できないことを理解していただく場面もありますね。
谷口:制度の話になるので、利用者さまにとっては堅苦しいと感じられるかもしれませんけど。
竹原:それをわかりやすく説明して理解していただくのもケアマネジャーの仕事ですね。ただガマンしてもらうことばかりではなくて、制度の範囲内ではしっかりサポートしていけるように、たくさんの専門職が一人の利用者さまに関わっています。
藤原:普通の人間関係と同じように合う合わないはあるけれど、プロとして信頼して、なんでも相談いただけたらいいということですね。
谷口:介護は網の目のようにネットワークが張りめぐらせてあって、しっかり利用者さまをキャッチできる制度になっているので、安心していただけたらと思います。
藤原:私たちもネットワークを担う一人として、しっかりつながっていきましょう。
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