こんにちは、ともに介護事業責任者の藤原です。
4月から居宅介護支援事業所に、ケアマネジャーの羽山(はやま)が仲間入りしました!
デイサービスや地域包括支援センター、特別養護老人ホームなどでの相談支援や社会福祉士の経験を経て、昨年からケアマネジャーとしてスタートした、介護における相談のスペシャリスト。
今回は福祉にかける思いや、「ともに」での新たな挑戦についてお話を伺いました。
暮らしに寄り添う支援を目指し、ケアマネジャーに
藤原:さまざまな現場で経験を積まれてきたと伺っています。これまでのことを教えていただけますか?
羽山:はい。最初はデイサービスで4年ほど、相談員と管理者を務めました。その後は地域包括支援センターで社会福祉士として働き、さらにケアマネジャーの資格を取得した後、特別養護老人ホームでケアマネジャー業務を経験したんです。もともと在宅支援に興味があったのですが、居宅介護支援の仕事がしたいと思っていたところ、谷口課長に声をかけていただき、ともにへ入社することになりました。
藤原:介護や福祉の道に進もうと思ったきっかけは、どんなことだったんでしょうか?
羽山:母が看護師をしていた影響もあり、高校時代から医療や人の役に立つ仕事に関心があったんです。また進路を考える中で、支援が必要な人の暮らしについて考えるきっかけがあって、福祉の分野にも強く興味を持つようになりました。そこから生活に寄り添う仕事がしたいという思いが強くなり、社会福祉士という資格を知って進学を決めました。
藤原:その時点ですでに、「暮らし」に目が向いていたんですね。
羽山:はい、看護と福祉のどちらにも興味がありましたが、最終的に在宅の相談業務に魅力を感じてケアマネジャーを目指しました。
藤原:学校を卒業されたときから、「相談役として支援が必要な方を支える」というキャリアを選んだこられたんですね。ともに居宅介護支援事業部の谷口課長とは、以前からつながりがあったそうですね。
羽山:大学3年のとき特養で実習をした際に、相談員として勤務されていた谷口さんにお会いしたのが最初の接点です。谷口さんは覚えてないそうなんですけど…(笑)その後も仕事でつながる機会があって、この度ご縁が叶いました。以前から、地域包括支援センターでも「ともにの居宅はいいよ」と聞いていて、管理者が谷口さんだと知って「この人の下で働きたい」と思ったことも、ともにを希望した大きな理由です。
藤原:長く良い関係性が、今回のご縁につながったんですね。
「一人じゃない」支援の現場で感じた学びと手応え

居宅介護事業部課長の谷口と
藤原:ともにには入社してまだ3週間ほどですが、現場に出てみて、どんなことを感じていますか?
羽山:ケアマネージャーの仕事はまだ始めたばかりなので、日々勉強ですが、周囲のサポートもあり、安心して取り組めています。介護には長く携わってきましたが、ケアマネジャーの視点はまた違っていて、改めて学ぶことの多さを感じています。
藤原:社会福祉士や生活相談員のときとは、やはり感覚が違いますか?
羽山:そうですね。デイサービスではその施設やサービスに関する知識があればよかったのですが、ケアマネジャーは通所も医療も全てに関わるので、学ぶべきことが多いです。医療知識や制度をよく知っている必要があるだけでなく、現場でも「これが正解」とは言い切れない場面が多いんですよね。
藤原:利用者さまの状況に応じて、正解を探しながら支援していくようなイメージですね。他に難しさを感じるのはどんなところでしょう?
羽山:支援を望んでいない利用者さんとどう関わるかですね。ご本人は「困っていない」とおっしゃるけれど、周囲から見れば明らかに支援が必要だと思うケースもあって…。
藤原:本人の意思と、支援者側の見立てがすれ違うケースですね。
羽山:そうなんです。「サービスを受けること=幸せ」とは限らないので、様々な人の“ちょうどいい”を見つけていくことが、私たちの役割なのだと感じます。難しいですが、やりがいも感じます。いつも「これでよかったのかな」と考えながら関わっています。
藤原:そうやって一つひとつ振り返りながら進めている姿勢は素晴らしいですね。チームの中での関わりはどうですか?
羽山:とても心強いですね。わからないことはすぐに聞ける環境ですし、先輩方が親切に教えてくださるので、「一人で抱えなくていい」と思えるのは大きな支えです。
藤原:それはよかった!
羽山:訪問先では「また来てね」とか「ありがとう」という言葉がうれしいですね。自分の存在が誰かの安心につながっていると感じられて、「この仕事をやっていてよかったな」と思えます。
目指すのは「まかせられる人」。信頼されるケアマネジャーへ
藤原:羽山さんは、どんなケアマネジャーを目指していますか?
羽山:一言で言うなら「まかせられる人」です。話しかけやすく、それでいて必要なときにはしっかり頼れる。そんな存在になれたらいいなと思っています。利用者さまやご家族と同じ目線で、一緒に考えながら寄り添える関係が理想です。
藤原:とても大切な姿勢ですね。
羽山:はい。まずは、安心してもらえるような関わり方を積み重ねたいですし、職場の仲間からも「一緒に働けてよかった」と思ってもらえるような存在になりたいです。将来的には、後輩の育成にも関わりたいという思いがあります。
藤原:指導する立場に…!具体的な目標があるのはとてもいいですね。
羽山:はい。まずは知識と経験をしっかり身につけて、利用者さんやご家族に「この人なら大丈夫」と思っていただけるようになること。後輩には、「羽山さんに教わってよかった」と言ってもらえるような関わり方ができればと思っています。
藤原:きっとその丁寧な姿勢が、信頼につながっていきますね。さて、プライベートでの羽山さんについても知りたいのですが、お仕事以外の時間はどのように過ごされているんですか?
羽山:社会人になってからはゴルフを始めて、時々コースにも出ています。最近は妻と買い物に出かけたり、休みの日に打ちっぱなしに行ったりするのがいい気分転換になっています。
藤原:リフレッシュも上手にされているんですね。
羽山:そうですね。訪問ではいろんな利用者さまのお宅を回るので、外の空気を吸ったり、人と直接話したりできるこの仕事はリフレッシュできる機会も多くて、自分に合っているなと感じています。
藤原:利用者さん一人ひとりの暮らしに丁寧に寄り添う姿勢が、話していても伝わってきました。これからもともにの一員として、一緒に地域の利用者さまを支えていきましょうね!
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