こんにちは、ともに管理者の藤原です。
ともに訪問介護ステーションには、2月から新たに介護福祉士の黒石(くろいし)が加わりました。
今回は看護助手やサービス提供責任者の経験を持ちながら、あえて現場にこだわって訪問介護に携わる、介護のプロフェッショナルをご紹介します!
「住み慣れた自宅で過ごしたい」利用者さまの気持ちに寄り添える職場で
藤原:認知症病棟で勤めた後、訪問介護の道に進まれたんですね。
黒石:急性期と慢性期の認知症病棟で看護助手の仕事をしていたのですが、どの利用者さまもやはり「家に帰りたい」とおっしゃるんですよね。
藤原:たとえ自立できなくても、住み慣れた場所で暮らしたいという思いはみんな同じですよね。
黒石:ただお一人では暮らしていけないし、ご家族にもそれぞれ事情がある。それでも長い人生の最後を、1日でも長く希望される場所で過ごせないかと介護に興味を持って勉強を始めたとき、訪問介護という職種を知ったんです。
藤原:訪問介護は病棟や施設での介護とも違っていて、黒石さんの理想に近いかもしれませんね。
黒石:そうなんです。入浴や食事の介助も、制限はあるにせよお一人ずつ向き合えることが大きな魅力でした。
藤原:ともにを選んだ理由はなんだったんでしょう?
黒石:ホームページを見て、利用者さまの「家に帰りたい」という思いに寄り添う事業所だというところに惹かれました。あと私は現場で利用者さまと直接関わる仕事をずっと続けたくて。正社員として働きながら、現場にい続けられるところも、ともにを選んだ理由のひとつです。
藤原:社長自身が、ご家族の「家に帰りたい」という思いをなんとかしたかったと話していますね。その想いをサービスに反映していけることは素晴らしいことですよね。
利用者さまの笑顔やありがとうの言葉がエネルギーに
藤原: 訪問介護は一人で訪問することに不安を感じる人もいるのですが、黒石さんは介護に携る前、悩んだことはありますか?
黒石:訪問介護の仕事をする前に一番不安だったのは、「自分の料理を家族以外の人に食べさせても大丈夫だろうか」ということでした。
藤原:それが一番だったんですね(笑)。仕事を始める前に悩みは解決されたんでしょうか?
黒石:娘に「大丈夫だと思う?」って聞いたら「大丈夫!」と言ってくれたので(笑)。いつも食べている家族がそう言うならやってみようと。
藤原:なるほど。 黒石さんはいつも明るく利用者さまと接している様子が印象的ですが、仕事で悩むことはありませんか?
黒石:多くの利用者さまは、「世話をしてもらっている」ことに負い目を感じておられるんですよね。 体が自由に動かせないことや、自由に外出できないことは私たちが想像する以上に大きなストレスです。その様子を見るのはつらいな、と思います。
藤原:それでも笑顔を絶やさず、不安にさせないよう配慮しているところは素晴らしいですね。最近、うれしかったことはありますか?
黒石:ともにのヘルパーが何人かで関わっている利用者さまがおられるのですが、先日訪問したとき、「あなたの会社はいい会社だね」って言われたんです。
藤原:他のスタッフのことも、お話ししてくださったんで すね。
黒石:「いつもきちんとしていて、見ていて気持ちがいいわ。あなたの会社の社長さんはいい人なんだろうね」って言ってくださったんです。なんだかもう誇らしくて。思わず「そうなんです、すごくいい人なんですよ」って力強くお返事しました。
藤原:それはうれしいですね。
黒石:利用者さまの笑顔や、そういった言葉はエネルギーになりますよね。
藤原:これからもそんな風に評価していただける、いいチームを作っていきましょうね。
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