こんにちは、ともに管理者の藤原です。
ともにヘルパーステーションには、7月から新たに訪問介護員(ヘルパー)の黒川(くろかわ)が加わりました。
今回は出産育児を経て、異業種から改めて新しいキャリアをスタートしたやる気いっぱいのヘルパーを紹介します!
タイミングをつかんで、ようやく念願の介護職に
藤原:30代半ばで介護業界に入ったと聞きました。
黒川:そうなんです。学生の頃ボランティアで介護に関わった経験からずっと興味は持っていたのですが、介護の仕事は比較的年齢が高くても新しく始められたり、資格を取ったりできるイメージがあって。子育てに忙しかったこともあり、「もう少し先でもいいかな…」と思っていました。
藤原:何がこの仕事を始めるきっかけになったんでしょう?
黒川:30代になってすぐ、手首を骨折したんです。それまで引越し業界で働いていたので、手首が動かせないと不便なことが多くて。「そろそろ転職を考えようかな」と思っていたこともあって、「今がそのタイミングだ!」と思い、退職して資格を取得しました。
藤原:心の準備は万全だったんですね。それにしても、骨折の治療をしながら資格を取得したとはすごいエネルギーを感じます。
黒川:私はおじいちゃんやおばあちゃんがとても好きで、学生のときから福祉系の学校に行きたいという思いがありました。ただ当時はそういった進路を選べない状況もあり、後に興味を持って介護に携わる方の話を聞いたら、50代で介護福祉士の資格を取ったという方も少なくなくて。
藤原:ライフスタイルに合った仕事を続けながら、いつか…と考えてこられたんですね。
黒川:そうです。引っ越しの仕事もとても好きでしたし、配達など体を動かす仕事は向いていると感じています。
藤原:ヘルパーにも活かされますね!
黒川:そうなんです!介助も任せてください(笑)
藤原:頼もしいです!(笑)
利用者さまにとって、自分が訪問することの意味を考えながら
藤原:6年間介護の仕事を続けてきて、どんなところにやりがいを感じていますか?
黒川:業務に関していえば、毎回「今日の訪問ではこれをやろう!」と決めて必ず達成すると決めています。「やれることをやろう」ではなく、決めたことをどのように終わらせるかを考えながら取り組んでいるので、達成感がありますね。
藤原:訪問ごとに目標を作っているんですね。
黒川:はい、ただそれはあくまでも作業の目標であって、どうすれば利用者さまのお役に立てるか、自分が訪問することにはどんな意味があるのかということはいつも考えています。
藤原:介護は人とつながる仕事ですもんね。
黒川:そうですよね。利用者さまのなかには、週に1度の訪問をそれはそれは楽しみにしてくださっている方がいて。「今日は黒川さんが来てくれるから、がんばって洗濯物終わらせたよ!」と、私が担当するはずの家事を利用者さまが終わらせてくださっていることがあるんです。作業という観点からはお役に立てていないのですが、自分が訪問することにはこんな意味もあったんだと感じることがありますね。
藤原:介護は本来、利用者さまの自立した生活を支えることが目標ですから、作業せずして目標を達成したということでもありますよね。
黒川:いろんな方がいらっしゃるので、皆さんがそうというわけではありません。ただそれぞれの利用者さまが介護を通して私とつながってくださったことに、何か意味があるといいなと思いながら毎日訪問しています。
藤原:ヘルパーとしてはかなりの経験と思いを重ねている黒川さんですが、今後の目標はありますか?
黒川:まず来年は介護福祉士の資格を取りたいと思っています。その後はサービス提供責任者にキャリアアップできたらという思いもありますが、利用者さまにより良いサービスが提供できるのであれば、民間の資格にもチャレンジしたいという思いもあります。
藤原:介護の仕事一直線ですね!ともにのみんなと連携しながら、ぜひそのエネルギーを発揮して全力で目標達成してください!
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