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【PT&OT対談】理学療法士と作業療法士は何がちがうの?

「ともに」について20/09/20

気持ちよく体を動かせる季節になってきました!

訪問先ではスタッフも患者さまと一緒に、元気にリハビリに取り組んでいます。

さて、ともにでは、6月に理学療法士(PT)の太田と、作業療法士(OT)の平松を迎えました。

どちらも“リハビリの先生”として親しまれているのですが、患者さまやご家族からは「何がちがうの?」との声も。

そこで今回は、「PTとOTは何が違うのか」を2人に直接聞いてみました!

どんなリハビリをしていますか?

ヘルパーステーション管理者藤原(以下、藤原):すっかりともにになじんだお2人ですが、作業療法士と理学療法士は、それぞれ何をする人なのかわかりにくいという方もおられます。ぜひここで教えてください。

太田:名前がちょっと似てますよね(笑)。理学療法士は主に、基本的な動作のリハビリをします。寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩く、などですね。寝たきりや、歩けないといった問題を解決するため、身体のリハビリを行います。痛みを和らげるためのリハビリも行っています。

平松:作業療法士は、洋服を着る・トイレに行く・お風呂に入る・食事を作る・洗濯をするといった作業を行うためのリハビリをします。たとえば「洗濯をする」作業には、洗濯機から洗濯ものを出す、ハンガーにつるす、竿にかけるなど、いくつもの動作が含まれていますよね。そのうちどの動作が難しいのか、分析して一つずつ解決していくことも作業療法士の仕事です。

太田:あと、作業療法士は精神疾患のある患者さまのリハビリも行いますが、理学療法士は身体に疾患のある患者さまのリハビリを中心に担当します。はっきり分かれていない部分もありますね。

藤原:それぞれの担当は決まっているけれど、重なるところもあるんですね。2人はよくお話もしていますよね。

平松:相談はほぼ毎日、雑談も交えて情報交換もこまめにしています。同じ症状でも、ちがう角度からの意見がもらえるのでありがたいんです。

太田:まったく違うことをしているわけではないので、「平松さんならどうする?」と意見を聞くこともよくあります。頼もしい存在ですね。

お2人はそれぞれどんな人ですか?

平松:太田さんは長いキャリアのあるプロフェッショナルですが、とても仕事がしやすい人です。いつも「どうすれば患者さまにとって1番いいか」を一緒に考えてくれるのですが、自分にはない視点からの提案もたくさんあって。高い能力を持ったすばらしい人だと思います。

太田:平松さんは作業療法士としての経験が豊富で、頼りがいのある相談相手です。フレンドリーで、お話ししやすいですよ。理学療法士の領域では、あまり自助具を使ったリハビリをすることはないのですが、必要になったときは的確なアドバイスをもらっています。アプローチや介助の仕方について学んできたことは理学療法士と違うので、いろいろなことを教えてもらっています。

藤原:見た目通りの頼もしいコンビですね。これからもみんなで力を合わせてがんばりましょう!

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