こんにちは!ともに管理者の藤原です。
前回はパートで働いた経験を持つ訪問看護ステーション管理者の三島が、「ともにのパートの魅力」について話しました。
そして今回は引き続き三島に、パートから正社員になって感じた違いや魅力について話してもらいました。
大きな違いはオンコール
藤原:前回はパートで働いていたときのお話を聞かせてもらいました。今回はその後正社員になって、「パートと違うな」と感じたことを教えてください。
三島:まずオンコールの当番がある、ということが大きな違いでした。
藤原:オンコールというのは、利用者さまの体調に変化があったときや、その場で解決が必要な心配事に対して電話を受け、対応するサービスのことですね。
三島:そうです。24時間体制なので、正社員は当番制で夜や休日など、オンコール用の携帯電話を持ち帰るんです。
藤原:オンコールは負担が大きいですか?
三島:最初はやっぱり「オンコール用の電話を持っている」ということが、頭の片隅にずっとあるんです。
藤原:落ち着かない?
三島:最初は落ち着きませんでしたね。でもオンコールを受けている看護師仲間はみんな、「慣れるよね」って言いますね。
藤原さん:突然の対応を迫られることで、体力的な負担を感じますか?
三島:イメージとしてはそうですよね。ただ対応といっても、必ずしも毎回「夜中に利用者さまのご自宅に駆けつける」というわけではないんです。利用者さまからの連絡もそう多くなく、緊急性がないこともよくあります。
藤原:緊急性がない場合はどうしていますか?
三島:翌日か、週末であれば月曜まで待てる状況であれば、その時に対応します。緊急性がある場合は関係各所と連携してご訪問することもありますが、多くはありません。
勤務時間はフレックス制、アプリで管理
藤原:パートと違って正社員は勤務時間が長いですが、働きやすさに違いはありますか?
三島:僕はパートのときも他の病院や事業所で仕事をしていたので、働く時間にはさほど変化はありません。正社員はフレックス制で自分で管理できる部分もあるので、働きにくいとは感じませんね。
藤原:ともにでは勤務時間が1ヶ月単位で決まっていて、働き過ぎた月や反対に少なかった月は、翌月や翌々月くらいで調整できるようにしています。
三島:アプリで時間を管理しているので、調整が必要なときも把握しやすいですよね。
藤原:「管理されている」という感じはしていませんか?
三島:それは全くありません。今はコロナへの感染や濃厚接触の疑いがある場合、記録が残っていると対応がスムーズにできるので助かります。
藤原:道具はうまく利用して、現場に集中したいですよね。では最後に、訪問看護に関わる看護師として、三島さんがやりがいを感じているのはどんなところですか?
三島:利用者さまとのコミュニケーションですね。訪問看護は医療の一端を担っているんですが、「調子どうですか?」って言いながら血圧を測って、必要な処置をして帰るだけでは価値がないんです。
藤原:コミュニケーションは看護も介護も、訪問の醍醐味ですよね。
三島:一対一で向き合えることやご自宅での様子を知れることも貴重ですし、リラックスできる場所で、ふと漏れる本音はケアに役立てていきたいですね。
藤原:今後も思いを共有できる仲間を増やして、サービスを充実させたいですね。三島さん、ありがとうございました!
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