8月も終わりに近づいていますが、まだまだ猛暑は続きそうです。
熱中症に加え、今年は新型コロナウイルスも気がかりですね。
ともにでは利用者さまの安全を最優先し、引き続き、通常通りのご訪問を行っています。
新しいスタッフも増えて日ごとに充実しているともにですが、今回は6月に迎えた作業療法士の平松をご紹介したいと思います!
作業療法士は、どんなことをする人?
ともにでは初めて迎える「作業療法士」。
どんなことをするのかも含めて、ヘルパーステーション管理者藤原(以下、藤原) が話を聞きました。
藤原:ついに!待望の作業療法士がともにに登場です。
平松:期待が大きいと緊張しますね(笑)。リハビリ病棟や訪問リハビリでの経験をいかして、ともにでもがんばりたいと思っています。
藤原:ともにではこの6月、作業療法士と理学療法士のお2人を迎えることができました。平松さんが務める作業療法士は、具体的にどんなことをする人なのか教えてください。
平松:作業療法士は、患者さんが普段の生活のなかで困っていることをお聞きし、できることが増やせるようにアドバイスや反復練習を行います。
藤原:「作業」って、慣れないとちょっと独特な言葉ですよね。
平松:そうですね。例えば着替えやトイレ、お皿を洗う、洗濯物を干すといったことは「作業」に含まれます。他にも仕事に就くためにバスに乗ることや、ケガなどで使えなくなった利き手を交換するためのトレーニングなども、「作業」に含まれるんです。
藤原:幅広い動きをカバーするんですね。
訪問リハビリで大切にしていること
藤原:すでに訪問リハビリは長く経験のある平松さんですが、普段、どんなことを大切にしていますか?
平松:病院でのリハビリとちがって、訪問リハビリに携わる作業療法士は、患者さんの主治医やケアマネジャー、ヘルパーさんと同じように「患者さんの住む地域にいる人」なんですよね。「患者さんが住むご自宅に訪問して、患者さんやご家族と同じ目線でリハビリができる」というメリットをいかせるよう心がけています。
藤原:ご自宅で快適に生活することを、最優先するんですね。
平松:そうです。ご自宅でのリハビリは、患者さんの希望を具体的に引き出しやすいというメリットがあります。私たちはまず、患者さんやご家族はどんなことがしたいのか、何に困っているのかを聞いて受け止めます。その上でわかりやすい改善方法や、ご家族の助けになる提案ができれば、少しずつでも安心してもらえるのかなと思っています。
藤原:患者さんだけでなく、ご家族も含めたサポートが大切なんですね。看護師やヘルパー、理学療法士とも連携して、より充実したサービスを提供していきましょう!